蝉時雨の住吉 平安に思い

俵万智さん(中央)を囲んで境内を巡る参加者(26日、大阪市・住吉大社で)

 歌人の俵万智さんと「源氏物語」ゆかりの地を巡りながら短歌をつくる「第2回俵万智の源氏ロマン吟行会」(読売新聞大阪本社主催、源氏物語千年紀委員会共催)が26日、光源氏や明石の君が詣でた住吉大社(大阪市住吉区)で開かれ、照りつける日差しの下、約150人が吟行を楽しんだ。

 物語の魅力を多彩な催しで伝える「源氏物語〜千年の時を超えて」シリーズのイベント。参加者は、蝉(せみ)時雨のなか、1時間かけて境内を散策しながら短歌をしたため、真弓常忠宮司の講演などを通して、物語を彩る和歌の世界に思いをはせた。

 表彰式で、読売新聞大阪本社の菊池卓雄専務が「物語に大きな影響を与える地で、それぞれによい思い出を作られたことでしょう」とあいさつ。最優秀の光源氏賞には、奈良県生駒市の主婦山口泰子さん(59)、俵万智特別賞には、大津市の主婦島寺洋子さん(59)の歌が選ばれた。

2007年07月27日  読売新聞)